★カウンセリング
月曜日にキャンセルしたカウンセリングをした。
生憎の雨。
それだけで気が滅入る。
カウンセラーさんの前では、笑うことをしている自分がいる。
不思議。
作り笑い。いつの間に、こんな事をするようになったんやろうか・・・。
話した内容。
新しい生活で、まだ慣れていず、落ち着かないという事。
外に出かけられないという事。
リスカ・瀉血についての事。
カウンセリングの時間の前に尭志と一緒に買い物へ出かけたが、いつの間にか一人になって探しても尭志が見つからずに半泣きで怖くて汗が出てきた事。
人間の性格の人種、種類について。沢山ある人の性格の種類の中、社会復帰できるかどうかとても不安に想っていること。
前の医者に「正論は人を傷付ける」と言われてから引き篭もるようになった事。その頃から、人間関係の複雑さを体験して、「自分が何かしたら、誰かを傷つけてしまう。なら、何もしないで、誰とも接触しない方がいい」と想っていること。
鞆絵は間違ってる事を間違ってると指摘するし、曖昧さが大嫌いであるという事。
chiroが言っている「寂しさを紛らわす為に犬を飼う事」について。
日々処分されゆく犬猫たちの実態や、毛皮に関する現実を知ったときの絶望感。社会に対する反感。
話はまとまる事をしない。
思いついたことをそのまま話す。
話が逸れようが戻ろうが、沈黙が苦手やから何度も同じような事を言う。
目を見て話せない自分がいる。
自分で話して可笑しくもないのに笑ってる自分がいる。
いいのか悪いのかワカラナイ。
自分のポリシーというものが今は全く無いことに気付いた。
はっきり物をいう事は、人を傷付けるという事を知った。
正しい事をいう事も、人を傷付けるという事を知った。
本音ばかり言うと、人間関係はダメになるという事を知った。
曖昧なその場しのぎがキライです。
何が言いたいのか分からない、遠まわしな言い方がキライです。
自分都合で人の迷惑を考えない人はキライです。
曲がった事がキライです。
自分第一主義ではない。
自分の価値観を人に押付けるような真似はしたくない。
誰も傷をつけたくない。
優しく、寛大でありたい。
全て、矛盾している。
鞆絵がキライだと想う事、だからこそする言動の先には、人を傷つけたり、人間関係を上手く保てないという事が分かった。
だから・・・
鞆絵は、キライだと想っている事も受け入れないといけないのかもしれない。
でも、
そうやって今の価値観を変えて、人に合わせるダケの人間になってしまうのはつまらないとも想う。
退屈なのは、自分の想いが無い事。
★診察
システム導入で、待ち時間はかなり楽になった。
診察・・・。
前の日記にも書いたけど、カウンセリングと診察の違いは・・・??
大きな違いは薬関係だろう。
そのほかは?
だけど、鞆絵の中で、医者の言葉は大きい。先生は、断定して物を言ってくれる。
鞆絵が一人で外に出られないと言った。
凄くまとめるけど、医者は
「家で出来る、何か集中できる事をしてみたらいい」
と言った。
思考し、行動に移す。
今日みたいに、ギターが弾きたいと想い、ギターを弾く。
本を読みたいと想い、本を読む。
当たり前の事なんだ。簡単な、自分のしたい事を出来るときにするって事。
先生の言葉は自然と心に入ってきた。
不思議な感覚。
言い回しがよかったのだろう。
「寂しいなら、時間を持て余してるなら、出来ることを、何かしたい事をすればいい。」
何度もいろんな人に言われた。
そのたび、それが出来るなら、とっくにやってるわ!と反感していた。
今回はそんなこと全然なく、すっと入ってきた。
尭志についても、毎回フォローがある。
引越しをして、仕事への通勤が大変でしょう、とか、いいサポーターがいてることは素晴らしい事だ。とか・・・。
卑屈な気持ちにもなるけど、こういう言葉で尭志に対しても、心配してくれているのかもしれない、とも想う。
後は、薬の事を聞かれて、眠剤も抗ウツ剤も無く、ある症状のものに対しての薬と頭痛薬を処方してもらうことに。
鞆絵は、「一人で外にでなくてないけないんだ」って想ってた。
診察が終ってから、尭志に「鞆絵はお外に出なくてもいいの?お家にいてたらいいの?」って聞いた。
尭志は「家でもやる事やしたいことはいっぱいあるし、帰ってきてご飯があったら嬉しい。掃除もこまめにしてくれる方がいいし、洗濯もせめて週に一度はしてくれるのは、この上なく嬉しい。ガーデニングだって始めたらいいし、ギターだってしたらいい。小説だって読めばいいし、好きなことをしてたらいいよ。そういう事をしてる中で、何か買い足したいものが出てくるやろうから、その時に気軽に外に出れたらってぐらいでいいと想うよ」
って。
そっかぁ・・・・。
一人で絶対に外に出ないとアカンと想ってた。
でも、家の中だけでも出来ることがあるんやぁ~。
もちろん、ご飯作りなら、材料があれば。読書なら本があれば。ギターなら近所迷惑にならなければ。ガーデニングなら、土やプランターや種があれば・・・・。
それらを手に入れると、鞆絵にとって一人の時間を自分で過ごせる、集中できる時間に変えられる。
それでいいのか・・・・・。
だけど、「ゆっくりしていけばいいよ」と言われるたび、焦る。
病になってから、本格的に社会復帰はできていない。仕事をしたとしても、2~3ヶ月が限度でやめている。
5年・・・。
「ゆっくり」といわれて5年・・・・。
いつまで?いつまでゆっくりしてたらいいの?一日がすごく長いのに、これ以上ゆっくりしてたら時間が止まってるみたいになる。
焦る。
焦ってはいけないと想うけど、走り出したら止まらない性格の鞆絵は、焦る。ゆっくりちんたらしてられへん。
でも、それで燃え尽き症候群になるのはわかってること。
また、耐えるのか・・・・・。
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