別世界。
まるで、外国のような感覚。
普段過ごしている自分の世界とは、違う世界とのかかわり・・・。
不思議。
それに戸惑う自分がいて、
それを前進だと思う自分がいてる。
でも、保守的になってしまう自分も、やっぱりいてる。
鞆絵の世界は、家の中が大半で、一日のうち3~4時間くらいしか
人と話さない。
それも相手限定。
もちろん相手は尭志。
尭志は、鞆絵の知らない世界に、
だけど想像がつく世界に毎日玄関を開けて出かける。
尭志の世界。
尭志にも、鞆絵にも関わっていない世界は沢山ある。
そして、未だかつて踏み込んだことの無い世界に触れたとき、
鞆絵は、どうなるんだろう?
どんな鞆絵なんだろう?
これが、「今の鞆絵」の「一部」
広がる世界・・・という比較的前向きな感覚ではなく、
つかみ所のない、形の無い、目では見えない、世界。
とても、不思議な感覚だ。
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