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メンタル的病の事とか、愛方との生活とか。いろいろ。
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自分はなんて、小さい人間なんやろう・・・・。
下らなくて、笑えてくる。

尭志とは、きちんとお話できた。

怒っているわけではないって事。
尭志は常日頃から鞆絵と仕事で大変やのに、更にママンの事で精神的に辛かったりするはずやのに・・・。

一緒にお見舞いに行ったときに心に決めていた。

ママンが退院するまでは、余計な鞆絵の事で心配かけないようにしようって。
少々の事があっても、我慢しようって。
尭志を支えようって。

そう、決めたのに。

なのに、スグに撃沈してしまった。

たった一言で、腹を立てて、話もマトモに出来なくて、悲しくて、落ち込んで。。。。
我慢できずにいた。

だから昨日の休みの日は、もう一度ママンのお見舞いに行って来てって、
実家の事も心配やろうから、協力してきてあげてって言った。

鞆絵の事は気にしなくていいから。
今は、ママンの事だけ気にかけてあげてって。

そう、手紙に書いて置いておいた。

直接言う勇気が無かったのは、強がっていたから。
どうせ分かってしまうやろうな・・・とは想ってたケド、それでも、鞆絵が想ってる事を伝えたかった。

尭志は、お見舞いの帰りに
「オレが一番守りたいのは、オレの家族や」
って言ってくれた。

でも、甘えてはいけないと想った。

大腸がんを調べてみた。
そこから得た情報では、比較的ママンは大丈夫だろう、という予想がついた。
実際、どの箇所にがん細胞が出来て、どの箇所を摘出したのかは分からない。
手術前の検査結果だって知らない。
これからの治療方針だって知らない。

だけど、聞いた話と、ママンの様子(激やせしてなかった、とか)からして、もしもの事が無い限り、再発の心配はあれど、今すぐどうなるとか、切羽詰った状況では無い事がわかった。

それでもやっぱり、尭志にはママンのことを考えてあげて欲しかった。
実家で家を切り盛りしているおばあちゃんの苦労を考えて欲しかった。

もちろん、考えていると想う。
でも尭志は「今はまだ、オレの出番じゃない」って言ってた。

・・・・・・・鞆絵のせいだ・・・・・・・

鞆絵が、数日前の出来事で堕ちてなければ、もしかしたら病院にお見舞いに行って、その足で近くの実家に寄って、何らかの手伝いをしてたかもしれない。

でも、鞆絵が明らかに堕ちてたから・・・・・・。
そうやって、尭志の身動きを重くしたくなかったのに・・・・。
余計な迷惑と心配をかけたくなかったのに・・・・。

出来なかった自分が、情けなく、腹立たしい。
自己嫌悪MAX。

実は昨日は週に2回のカウンセリング&診察日やった。
「一人で行く」
って言った。一人で外に出ることは、まだきつい。でもそうやって尭志を安心させたい。やりとげて、尭志の心配事を一つずつ取り払ってあげたい。せめて、今だけは。

でも、時間が近づくにつれて、口数も減り、うつむいて、最終的にはベッドに入ってうずくまっていた。

怖かった。
それに、今、カウンセリングをしても、頭ん中ぐちゃぐちゃやし、言える状態じゃなかった。
でも、予約は予約。
決まってるスケジュールをキャンセルする事は、キライや。

そういう鞆絵を見て、尭志は
「付いていくからね」
って。。。。。

アカン。また、心配かけてる・・・。

スケジュールの変更はイヤやけど、精神的に今は話せる状態でないのと、尭志にまた、迷惑をかけてしまう気持ちから、キャンセルした。

でも、キャンセルの電話で、溢れそうで溢れなかった涙がこぼれて、止まらなかった。
大泣きしてしまった。

そして、尭志に鞆絵が想ってる事全てを打ち明けた。

ごめんね。
鞆絵がもっと元気やったら
鞆絵があんな事気にせんかったら
鞆絵がもっと強かったら
尭志に必要以上の心配をかけずに、ママンの事をまっすぐに思えるのに・・・・。
鞆絵とママンの板ばさみにさせてしまってごめんね。
尭志は鞆絵の事も気にしなアカンし、ママンのことだって心配やし、でもそれでも頑張って仕事に行ってくれてて、辛いはずやのに。。。
ごめんね
ごめんね。。。こんなんで・・・。

一時間くらい泣きっぱなしで、鼻水だらだら。

尭志も謝った。
事の発端は自分にあるからって。
それから、鞆絵が想ってる以上に、オレは大丈夫やし、オカンも大丈夫やって想ってる。って。
医者も手術は成功って言ってるし。

何の裏づけも無いのに、よくそう思えるなぁ~って関心しつつ、そんな簡単に医者を信じれる強さが凄いと想った。

因みにあたしは、医者というのは余り信用できないと想っている。
過去の経験から。

鞆絵が気にしていたのは、入院の辛さ。
ママンは寂しい思いをしてるかもしれない。
手術の痛みもあるやろう。
入院しているときは、見舞いに来てくれる回数や人数が、イコール自分の価値だって想ってしまう事がある。
誰も見舞いに来なかったりしたら、本当に寂しいから・・・・・。

でも、鞆絵は、正直病院のトラウマもあり、余り回数は行けないと想う。
だから、尭志単独で行ってもらいたかったし、ママンもその方が気を使わなくて済むと想った。

ママンは鞆絵の精神病の事を知ってるし、理解してくれてる。本当に優しい人。

なので逆に鞆絵が行くと、申し訳ない気持ちにさせてしまうと想う。

次の休みは2連休。
次って言っても、明日・明後日やねんけど

そのうち一日は、お見舞いに言って欲しいと想う。


で、鞆絵は、今日、調子が良ければ一人でカウンセリングに行こうと想う。
っていっても、もう明け方の5時ですが・・・・orz


支離滅裂な内容になったなぁ・・・・。

まだ、料理する事を考えると、拒否反応を起こしてしまう。
おいしいメシが作れる自信がない。
作ってる途中で投げ出すかもしれん。
ってか、何作ったらいいか、全く浮かんでこない。
一応は二人の間は回復した。
あとは鞆絵の問題。

・・・・・・・・・

苦しいな・・・・



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ごたごたしていたのもあって、皆さんの優しい言葉や、考えさせてもらえる言葉に返事ができずにいました。

コメントのところにアイコンがあるのは、返事を書いた、という意味です。

もし暇があれば、見てやってください。

本当に、色々ありがとうございます。

ブログを通して知り合った皆さんに、とても感謝しています。

これからも、つまらない(しかも、ダークな)記事になると思いますが、宜しくお願いします。

破壊したい
破壊したい
破壊したい

壊したい
壊したい

何もかも
壊したい

破壊衝動

でも一番破壊したいのは



自分自身だ

晩飯は鶏肉のケチャップ煮のスープ状。
食べたのは色々あって1時を回ってた。
食事中。

尭志「(オレが)次作るときは、オレは凝(こ)ったもんつくるから」

鞆絵「・・・・(絶句)・・・・」

堕ちて行く自分が分かった。
でも、何とか堕ちないように努力した。

鞆絵「・・・・・凝った料理ってどんなん?」
尭志「ん~・・パスタ練ったりとか~」


鞆絵「・・・・・・・・・」

アカン。堕ちる。無理。我慢出来ひん。

鞆絵「そうやんな。鞆絵の料理なんて決まってるし、創作料理では無いし、想像出来る料理に味やもんな。凝ってない簡単に出来るのばっかや。」

尭志「ちゃうって、そういう意味じゃないって・・・・(慌てる)」

その後は自分の作った残りの料理を食べず、お茶漬けして。
鍋に残った、結構な量のケチャップ煮を躊躇いもなく流しに捨てた。

鞆絵の行為に怒り、戸惑い、自分の発言にフォローする尭志。

何であんな事したん?
そういう意味じゃない。
別に鞆絵の料理が凝ってないとかそんなん言ってない。
鞆絵の誤解や。

完全に悲しみ、堕ち、怒りの鞆絵

どうしてあんな事言ったん?
想ってなかったら言わんよな。
オレ「は」凝った料理作るからって・・・。
鞆絵が凝ってないっていう意味で言ったんじゃなくても、そう感じたし、不愉快や。

実際は、もう二度と料理なんてせーへん。自分の分は自分で作ればいい。そう想ってた。

ごめん・・・でも
そうじゃないねん、わかって。
鞆絵の誤解や。


いやや、分かりたくない。
何でいつも謝るのが遅いの?
全く料理が出来ひん人がアレを作ったら「凝ってるなぁ~」っていうやろ?
いつも、レトルトやインスタントしか食べてない人が作れば「頑張ったな」って。
そしたら、そんな発言出てこないはずや。
ローズマリー入れたの分かった?
野菜が型崩れしないように工夫して作ったの知ってる?
味が早く染み込むように工夫したの知ってる?
鶏肉がなるべく硬くならないように気をつけたの知ってる?
スープ状の濃度にしたんは、明日何にでも使えるようにあえてそうしたの知ってる?

更に、

今日は友達が家に来るから家中掃除機かけて掃除してトイレ掃除も洗面台も掃除して洗濯物もして尭志がいつ帰ってきてもいいように温めるだけでスグに出来るご飯を考えて作ってん。
凝った料理?
作ればいいやん。
自分の分だけ。
毎日。

 

・・・ごめん
でも違うねん!


尭志はそう言って、別の部屋に行った。
鞆絵は、もう、何もする気もなく、ベッドにもぐりこんだ。
付き合って初めて、二人別々の部屋で寝た夜。

悲しくても涙が出なかった。
普段ならおお泣きして、家を飛び出していたかもしれない。
でも、もう何もする気力も無かった。

尭志は、今、鞆絵との事でもめている場合ではない。
それは知っている。分かっている。
分かっているけど、キツかった。

尭志の性格からすれば、鞆絵が料理がドンドン上手くなるのが、自分とドンドン料理の腕が離れて行くのがイヤやったみたいで。
鞆絵も尭志も調理師。
料理についてはそれぞれに想うところがある。
だから、負け惜しみのような事を言ったんだろう。
自分はもっと、凝った料理を作って鞆絵を喜ばせてあげよう、驚かせてあげよう、と。
本当に、鞆絵の料理に対して言ったことではなかったと想う。
だけど、
自分なりに時間を使って、一生懸命作った料理を目の前で食べながら言われるのは、流石にキツかった。
言葉の裏返しまで考えてしまう鞆絵が悪いのかもしれない。

外で一生懸命働いて稼いでくれる尭志。
とても感謝している。
理不尽な事もあるだろうに、辛いこともあるだろうに。
それでも毎日、決められたシフト通りに働きに行く。
そして、鞆絵を、にゃんずを、家を守ってくれてる。
本当に有難い。

今の気持ちは最悪。
干したままの洗濯物。
ごった返しになっているシンク。
そして・・・・
もう料理はしたくない、と想う気持ち。

ありきたりなメニュー。
どこかのファミリーレストランで並んでいるようなメニュー。
工夫はしていたつもりだった。
尭志の舌に合うように、いつも甘めにしていた。

鬱状態の時でも、料理をしていた自分が、少しだけ偉いと想っていた。

そんなの吹っ飛んだ。

もう、どうでもいいや。
食べ物なんて買えばいいやん。
マニュアル通り作られた冷凍食品でもそれなりの味はしてるし。
凝りたいなら、凝ればいいやん。

勝手にしてくれ。

この二日間、4月17日と18日は色々な事をした。

単車の故障・修理・引取り。
引越して初めて、地下鉄・バスに乗れた。
美容院に行って、ブサイクな髪の毛を、ちゃんと染め直した。
そして・・・・お見舞いに行った・・・・・・。


尭志のママンが、大腸がんで入院してる。
18日にお見舞いに行ったのは、術後2日目に当たり、ママンはとてもしんどそうだった。
食事も許されず、やっと水分だけOKとなったらしい。

入院や病気の事は、尭志が直接、ママンから電話があって聞いていた。
ママンは「早期発見やから大丈夫」だと言っていた・・・・。

定期健診で、癌が発見されたのだ。

少し疑問に想った。
定期健診なんかで、簡単に見つかるのかな?早期という事は、見つけるのも難しいはず・・・。でも、そういうものなのかな、今の検診は。

到着するまでに、かなりの時間がかかった。
家から遠いというのもあるけど、尭志が知ってる場所というから、ほぼ下調べ無しで行ったら、迷った。
因みに尭志は方向音痴。
本当に、頼りないと想った。
大きな総合病院で、病棟も何棟もあるのに、くわしく聞いていないし・・・。
イライラ虫がやってきた。

自分の母親が、癌で入院しているのに、病院も分からんわ、病室も曖昧やわ・・・ってそんなことあるのかよ!って。

更に追い討ちをかけるのは、尭志家の長男。

病院から家までは、車で20分程度かな。
なのに、入院してから昨日まで、一度も見舞いに行って居ないって!!
そりゃ、仕事との兼ね合いもあるやろうけど、手術の日とか一日くらい休み取ってもいいんちゃうん?って想った。
家の事も、同居しているおばあちゃんが切り盛りしているらしい。もう80歳を超えているおばあちゃん・・・。
長男は、実家住まいなのに・・・・なんで?何で??
本当は家の手伝いをしているかもしれない、という、ささやかな楽観を用いながらも、誰に聞いても「家の事は、おばあちゃんがしている」と答える・・・・。

薄情だと想った。

前回もそう想ったけど・・・・。


病院に到着して、病棟に入った。

フラッシュバック。

過去に自殺未遂で何度か入院した事が鮮明に蘇る、消毒液の香り。
手首の手術。
精神病院での入院・・・・・・。

一気に、実は自分が入院患者なんではないか?という錯覚に襲われる。

尭志ママンは、とてもしんどそうで、ぐったりしていた。

後から、尭志パパンに聞いたところ、手術は9時間にも及び、大腸を12~3センチ摘出したらしい。
早期発見というのも曖昧で、ママンは2月ごろから指摘されていた、と言う。

発見から2ヶ月。
あのお歳で、どれだけがん細胞が進行するのかは分からない。

これから、大腸がんについて、調べようと想う。
身体の病気については、全くの無知だから。

退院の目処はついていない。

色々なことが頭をよぎる。

尭志実家の事。
尭志ママンの事。
尭志パパンの事。
尭志兄'sの事。
尭志ばぁちゃんの事
そして、
尭志のこと。

尭志は、心優しく、親孝行者だ。
日頃から、もし宝くじで2億円当たったら?なんて誰もが夢を描くような会話をしてるときも、必ず、両親やばーちゃんにお金を渡して、オトンが定年退職してもお金に苦労させないようにしたい。って一番に言う。

予想以上にしんどそうなママンを見て、とてもショックだったと想う。
病状も詳しく把握できていない。
もしもの事を考えるだろう。
自分の無力さを痛感してるだろう。
辛いだろうし、悲しいだろう。
早く元気になってもらいたいと、心から祈ってるだろう。

不安だらけだと想うのに、笑ってる尭志が、痛々しくて、家に帰ってから鞆絵が泣いてしまった。
鞆絵が泣く資格なんてないのに。
絶対に大丈夫だって、強く想うときなのに。

しっかりしなくては。
尭志は、見た目以上に精神的にダメージを食らってると想う。

支えよう。
こういうときだからこそ。
尭志のフットワークが軽くなるように、眠いときは寝かせてあげて、不安で潰されそうなときは、気を紛らわす何かをして、過ごそう。

きっと大丈夫だよ

なんて、何の根拠もない、気休めの言葉なんて言われへんけど、

また、一緒にお見舞いに行こう。
傷が治ってきて、食べ物の許可が出てから。
鞆絵は大丈夫。
大丈夫。。。。

自分の事よりも、
今は、尭志ママンのことが心配だよ・・・・。


皆様のコメントで、いろんな価値観、考え方を知る事が出来、ブログを作った甲斐があります。

人はそれぞれ、想う事が違います。

鬱や、心の病にかかると、どうしても視界が狭くなってしまうと、経験上感じます。

鞆絵は、以前、ずっと死にたくて死にたくてたまりませんでした。

だけど、今は、少なくとも現時点では「生きていくこと」を選びました。

尭志と一緒に生きていく

どうしても、気分が堕ちてしまうと、そういう少しの光も見失ってしまう事があります。

これから先、また、生きていく事に疑問を持ち、死んでしまいたい気持ちになるかもしれない。

でも、今は、自分の考えを大きくしたい。

色々な人の価値観を教えてもらって、自分の価値観を広げたい。

そう想っています。

くだらない事もブログには書きます。

このブログの記事は、本音を綴っていきます。

想った事、感じたこと、行動に移した事、出来事など・・・・・。

素直に、何の装飾も無く書き綴って行きたいと思います。

その上で、もしよければ、読んでくださった感想や、自分はこう想う、自分ならこうする、という別の角度からの切り口を教えてくだされば光栄です。

宜しくお願いします。

前回の記事で、色々なコメントを下さってありがとうございます。
もう少し、このことについて、掘り下げようと思います。

鞆絵が言われたのは、二人の医者から同じような事を言われました。
一人は「正しい事ばかり言ってると、その場所に居辛くなる」と。

過去に精神病院に入院していた事があった。
想わぬ事件で、自主退院をしたけど・・・・。

その精神病院で起きた事。

病院では、毎日、検温をしていた。
病院では、毎回、どれくらい食事を食べらたかを記録していた。



食事は広めの、机と椅子が置いてあり、テレビもある、食堂のようなトコロで配られた。
そこで食べてもいいし、部屋で食べてもいい事になっていた。

鞆絵は、入院当初から、この微妙で生ぬるい雰囲気に溶け込む気はなかったので、部屋で食べた。

あるときから、ご飯を全く食べなかった事が3~4日続いた。

配られたご飯を、そのまま、残飯に捨てた。
精神的にきていて、食べれなかったから。

二日目からおかしく想った。
「そういえば、食事量のチェックされてないなぁ~」
二日。食事の回数で言えば、一日3回なので6回。

3日目くらいから、少し気になった。

その病院は、看護士の態度がやたらデカイ。横暴とも言える態度を取っている。
その為、色々と揉めた事が何度かあった。

ナースステーションというのか、詰所に駆け寄った。

食事のチェックを受けてないんだけど、ちゃんと把握してるのか?と聞いた。

看護士は、チェック表か何かを見て、「ここ2~3日はチェック漏れしてる」と言った。

自分は何も食事を受け付けない。そういう事を把握する為のチェックではないのか。と問い詰めた。

そしたら看護士が逆切れした。

今でも忘れない・・・・・

「あのねぇ~。こっちも、人が足りんねん。全員の管理が出来るわけないでしょ。大体、部屋で食べる人もいてるねんから、そうなったら余計分からんし!」と。

怒りマックスに達した。

人が足りないのを言い訳に、タダの職務怠慢ではないのか?
ってか、見てて人手不足を補うほどの努力をしていないぞ?

残飯や、食器の片付けの位置は一箇所。
並ばせて、順番にすれば、一人で済む。

人がいないなら居ないで、それなりのルールを作ったり、ましてや鞆絵がいてた病棟は軽度の人が多かったから、それぐらいのルールを作ればいいのに。

何故しないか?
さっさと食器を調理室に戻したかったから。

食べるのが遅い人を放っておいて、食器や残飯入れなどは片付けられる。
よって、次の食事まで、放置される。

そして、冷静に、食堂の椅子の数と、その階のベッドの数を数えた。
満室状態だったので、スグに計算できた。

ベッドの数より、椅子の数の方が多い。

つまり、いくら食堂で食べたくても、座る場所が無い。そういう事。

人手不足云々の話ではない。物理的に、部屋で食べるしかない場合があるって事。


その場は、「ちゃんと仕事しろ!」という話で終った。
因みに看護士は「ハイハイ」くらいで流してた。精神病患者がごちゃごちゃ言ってる。そういう対応。

その経緯を、主治医に話した。
主治医の事を少し説明すると、その人は院長で、精神科の他にも、内科・訪問看護と色々手を出してる。
この人の人格の分かる会話は

鞆絵「私は、自分を見つめなおして、自分と自分の病と向き合う為に入院したんです」
医者「そんなこと、誰もしてないよ。僕もしてないし。しなくても生きていける」

また、
鞆絵「先生は何故、医者になったんですか?」
医者「金のため」

とも話していた。
20代前半の、まだまだ社会の事も分からない(今もかな)し、成人してるけど「大人」では無い鞆絵に、そういう大人がいることを植えつけられた。
しかも、精神科医によってだ。
鞆絵はそういう会話を入院初期にしたので、見切りをつけていた。

で、この人に食事チェックの話をした。

3~4日与えられた食事を殆ど全て食べて居ないのに、何も言われない。
だから、チェックしてるか聞きに行ったら、把握していなかった。理由は人手不足だと言われた。
一度や2度の見落としなら、分かる。でも、通算9~12回の食事を見落としている。それは、単に職務怠慢ではないのか。と。

そうしたら言われた。
「正しい事ばかり言うと、居辛くなる」と。

.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:* 

また、「正論は人を傷付ける」と言った医者とのエピソードは、上記のやりとりを話した事に加え、その頃していた仕事先での事。
職種はカフェのランチのホールスタッフ。鞆絵・オーナー・シェフの三人で忙しいランチタイムを切り盛りしていた。ほぼ、無理に近い仕事内容だったけど、それなりにやりがいがあった。
人数が少ない為、要領良く仕事を皆で力をあわせてする必要があった。
そこで、いくつか衝突もした。

だけど、未だに許せないのは、テラス席があるそのカフェには、植物が植えてあった。
植物を管理しているのは、オーナーだった。

夏だった。
夏の昼間、ランチタイムが終った2時や3時に、植物に水を上げていた。

植物は、特に夏は土の中の水が腐りやすいので、朝か日が沈む夕方に水をやる。
だけどオーナーは、そんなこと気にもせずに丁度一番気温が高くなる時間帯に水をあげていたので、注意した。
こんな時間に水をやると、植物は死んでしまうよ、ダメになっちゃいますよ。って。
でも、オーナーの時間配分、一日の日課、スケジュールを変更する事はなかった。

結果。
緑色した観葉植物は、黄色へと枯れて行った。
とても苦しかった。

そしてオーナーに言った。
「植物を育てるなら、それなりの知識が必要だと思います。根を腐らせるなんて、植物にかわいそう過ぎる」と。

そのカフェは、規模が小さく、個人経営だったため、経済的にもキツキツだった。
大き目の観葉植物を買うにも、鉢やら植物を入れても1万以上すると嘆いてた。
ならば尚の事、もっと植物に優しく、長持ちさせるように育てるべきだと想い、伝えた。

例えば、朝、11時頃に店に入るところを、30分早くこればいい。
若しくは、ランチタイムが終ると一旦オーナーは家に帰り、ディナータイムの17時ごろまで来ない。
なら、その30分早くこればいい。

オーナーはそうしなかった。

その経緯を、医者に説明した。
そしたら、「確かに鞆絵さんの言ってることは正しい。でも、正論は人を傷付けることを覚えておいて。」といわれた。
入院先の主治医の事も、オーナーのことも、両方話した上でそういわれた。


正論と、正当化は違う。
自分がルールだとは思わない。
価値観は人それぞれ違う。

時代によって、国によって、社会の在り方によって、「正論」は変わると想う。

その看護士だって、人手不足で全員を把握できるわけがない という主張もまた、正しいのかもしれない。
でも鞆絵には、正論ではなく、タダの「正当化」に思えたし、今もそう想う。
お金を払って入院している患者に、お金をもらって働いている看護士。人が足らないからといって、患者を看護する仕事を放棄していいわけが無い。

鞆絵は、こういう事に対しては凄く敏感で、
お金をもらっているなら仕事を責任もってしろ!って想うし、
自分で立ち上げた飲食店なら、必要以上に知識を得て、努力をしろ!って想う。

だってそれが、自分の選んだ道なんだから。



こんなに偉そうに言う鞆絵は、無職。専業主婦とも言うけど。
社会が怖いと、不安だと感じるのは、こういう人間が沢山いると想うから。
朱に交わって赤く染まる人もいれば、染まらない人もいるだろう。
でも、少なくとも、この社会には「朱」が多いと感じる。(それはまた、別の機会で・・・・)

.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*


この二つの事柄を思い出すのも、かなりの苦痛が伴った・・・・。
まだ、鞆絵の中では、解消されていない、しこりなんやなぁ・・・・・。


入院先での出来事も、そのカフェであった出来事も、おいおい書き連ねていきたい。
書く事によって、何かが変わるかもしれない。何もしないより、よっぽどいいだろう。

「正論は人を傷付ける」


って、昔医者に言われた。


それって本当?


間違ってる事を間違ってるといったら、人は傷付くの?


人の何が傷付くの?

心?

陳腐なプライド?


悪い事を悪いと言って、人を傷付けるなら、

鞆絵は、

誰とも喋りたくない。

誰とも接触したくない。


本当に、そんな世の中なの?

日に日に寝るのと、起きるのが遅くなって行ってる・・・・・。

昨日は何とか3時までには眠れた・・・・。多分??



伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読んだ。

この作者は初めて挑戦したんやけど、一人一人の人物像がしっかりしている。
物語の進行も、自然だった。
でも、深さで言えば・・・・そんなに深くはなかったようにも思える。
著者のデビュー作という事で、次に読む用に買った「死神の精度」に期待。
今ちょうど映画にもなってるはず。

あ~。でも、森博嗣のVシリーズをまとめ買いしたの、まだ手をつけてないから、先にそっち読もうかな?
森さんは、深いと想う。

森さんが書いた、少しファンタジーの世界入ってるようなやつがあれば、いいのになぁ~。

鞆絵の現実逃避の手段、読書。

やりたかった、ガーデニングをはじめた。

始めた、と言っても、まだ苗を3つ買ってきて、プランターと土を買って、埋め込んでるだけ。

作るのは野菜メイン。

家庭菜園の「か」の字も触れたことのない鞆絵は、ネットで色々調べてみた。

作りやすいもの、難しいもの・・・・。

そこで、「間引き」という言葉に出会った。

間引き・・・・。

発芽して、成長した苗を、より育ちやすくする為に、数を減らす。

土から栄養を貰い、水を吸収し、太陽の光に照らされて育ったヤツら。
その中から、「優等生」を選んで、その優等生がうまく育つために、抜き取る。

選ばれたヤツと、選ばれなかったヤツ。

同じように同じ条件で育ったのに、優劣が出来る。

まるで人間と同じ・・・・・・・・。

同じ卵子、同じ精子で受精して、同じような歳月を胎盤で過ごして細胞分裂を繰り返し、人となり、外に出る。
同じ環境で育っても、兄弟の性格は違う。

人間よりもひどいのは、選ばれたヤツのために、他のものは殺されるってとこ。

選ばれたヤツは、スクスク成長し、葉を広げ、花を咲かせ、実を作る。
実を作り終えたら、土に帰る・・・・・・・。

コレも、人間の「本能」と同じ。


せっかく種から成長しても、要らんヤツは、問答無用に殺される。
殺されたヤツに、せめてもの利用をしてあげればまだマシだが、ある日突然、土から抜き取られ、命を絶ち、捨てられるヤツもいてるかな。

選ばれなかった故の運命。
優等生になれなかった故の運命。
意味の無い、誕生。


家庭菜園のやる気が一気に無くなった。


こんな風に考えると、人間は、本当にエゴだなぁと想う。
食物連鎖に関与せずに、のうのうと生きている。
寧ろ、自然破壊。

一方で、人間と共存している生き物もいてる。
ノラ猫とか、カラスとか、鳩とか。。。。
人間が出すゴミを食べて生きて行く。
人間が育てる食物を食べて生きて行く。

でも、プラスマイナスしても、人間が自然にしている事はマイナスだと想う。
人間なんて、誕生しなかったらよかったのに・・・・・・。

神様がいるとしたなら、人間が誕生したときにどうして、間引きしてくれなかったんだろう。



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プロフィール
HN:
鞆絵
性別:
女性
自己紹介:
自分がBPDだと医師からの診断があったのが、2004年。
二次的障害の鬱病の診断はその一年前。

そんな鞆絵(トモエ)と、愛する旦那の尭志(タカシ)、にゃんこ二人の生活。

主に愚痴。
病についても語ったり、日常の様々な事に対しての想い。

時間単位で変わる自分の気持ちをコントロールして、ボーダーである自分と上手く付き合っていくために、現在闘病中。

関西圏に住んでいるので関西弁。

※ブログタイトルは、「そうかいのいちぞく」と読んで、意味は「大海原に浮かぶ一粒の粟(あわ)。人間の存在は、広大な宇宙からみれば非常に小さいものであるというたとえ。または、宇宙の中における人間の存在。その儚さの喩え。」

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