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メンタル的病の事とか、愛方との生活とか。いろいろ。
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入籍記念日。

ユニバに行く予定やったけど、恐怖で震えて起きた鞆絵。
何であんなにふるえてたのかなぁ~。とにかく、怖くて起き上がられへんかった・・・・。

昼頃、やっと起きれて、「今日はどうしよう」って事を決めて、いろいろ迷ったけど、最終的に天保山の大阪湾周遊の船に乗る事にした。


平日やのに天保山は人が多かった
なぜかは不明やけど、これじゃユニバならもっと人が多かったやろうなぁ~と

んで、一年に一回しか撮らんプリクラ二人でとってww

一旦帰って、いつもの焼き鳥屋に飲みに行ったけど、疲れとか、熱中症気味やったのとかで、更にはBGMのベース音がやけに気持ち悪くさせて、食ってちょっとしか飲まずに帰宅。

帰ってから、借りてきてるDVD鑑賞して、一日を終えた。




なんていうかさー

入籍した大事な日やのに、テンションが上がらん自分がイヤやぁ・・。

鮮度の問題というより、どんなときでも「楽しみ」を「楽しみ」と想われへん。
鞆絵のダルダルな雰囲気に、尭志もつられてダルダルやったし・・・・。
困った・・。


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カウンセリングを、キャンセルしてもーた。


だってさ。


なんていうか、何も話したくないんやもん。

わざわざ自分のこと話しても、たいした解決策も提案されず、
自分の中でただただすっきりするだけの場所に、
無理して行きたいと思わなかった。

診察だけは、今度、尭志と一緒に行こうと思う。

そういう時ってあるよね。

尭志二連休やった。

一日目、家でごろごろ&夕方二人で本屋に。晩飯はたこ焼き。

二日目、海に行った。幸い天気が良かった。ぼーーっとした。日焼けちょこっとした。カルフールに買い物した。酒買った。オリーブオイル買った。つかれた。晩飯はソバ、ゴーヤのサラダとか。ワイン飲んだ。でも朝方まで眠れなかった。



----月は何をすのものでしょうか?何のためにあそこに、ああしているのですか?こうして夜の散歩に出かけるときは明かりとして人の役に立ちますけれど、いつも同じように役に立つともかぎりません。晴れていても月の出ない夜もあります。とても気まぐれですね。


-----そうね。でも、それは月だけのことではありません。この世にあるものすべてにいえることです。空も、地面も、植物も、動物も、そして、人間も、すべてのものは、何のために、そこにあるのか、わかりません。ただ、一つのものは、他の沢山のものと関係しています。一つのものがなくなれば、他のものも、そのままではいられません


----では、その、他のもののためにあるのですか?月もそうですか?


----いいえ、他のもののためにあるのではなく、あることによって、他のものに影響与えてしまうのです。月があるために海の干満が起こります。だから、月がなくなれば、潮の満ち引きを必要としている生物は死滅するでしょう。しかし、月は、それらの生命を生かすために、そこにあるのではありません。


----海は、月よりは、人間に必要なものに思えます。


----それは、人間との関係が強い、ということ。


----人間も、他の多くのものと関係しているのですね。


----そうです。一人一人の人間の存在が、その周囲に影響を与えます。その一人がもしいなくなれば、周囲の者は、困ったり、悲しんだり、あるときは喜んだり、あるときは生活に大きな変化さえ起こることがあります。ですけれど、その一人はそれらの人のために存在していたのではありません。つい、誰かのためになりたい、みんなの役に立ちたい、そうして、自分の存在の理由にしたい、と人は考えがちなのです。存在の理由を、わからなままにしておけないのね。常に答を欲しがる。それが人間という動物の習性です。


----欲しがってはいけないのですか?


----いいえ、欲しがることは間違いではありません。しかし、答はないのです。完全なる答などありません。それは、貴女が、あの月へ向かって歩き続けることと同じ。月は目標にはなるけれど、あそこに到達することはできないでしょう?それはわかりますね?存在の理由をいくら問うても、答えはないのです。でも、それを問い続けることは、とても大事な事ですよ。


----神様にも分からないことがありますか?


----ありますよ。分からないことがあるから、人は優しくなれるのです。


----どうしてですか?


----すべてがわかってしまったら、何も試すことができません。何も試さなければ、新しいことは何も起こらない。神が試さなければ、この世はなかったでしょう。人も、分からないことの答を知りたいと思って追い求める。そこに、優しさや、懐かしさ。そして。喜び、楽しみが生まれてくるのです。





森博嗣/四季 冬「第4章 青い部屋」より


んで、昨日は何をしていたかと言うと・・・・

尭志の実家に半日ほどいた~。

尭志ママンは4回目の抗がん剤投入の日。
だけど、
この前尭志が実家に言ったときにやっぱり副作用が辛い事を知って、ママンのために出来ることをしてきた!

んーーー余計なお世話やったかもしれんし、逆に気を使わせてしまったかもしれんけど・・・。

とりあえずした事は、

・行きにホームセンターとスーパーに寄って買い物~
・まずは、大量の肉じゃが作り。味は尭志担当。
・トイレ掃除
・二階のトイレ掃除
・各洗面台の掃除
・一部の床磨き
・パソコンの細かい設定や、過去データの削除


今日のご飯の用意をしなくてもいいように、スーパーでは肉じゃがの材料のほかに、寿司系のものを。
ホームセンターでは各種洗剤や雑巾なんかを。

トイレや洗面台はいいとして、
問題の床。

フローリングのワックスが剥げてしまって、黒ずんでいるのよ。
で、来客に一番目立つ玄関付近の廊下を雑巾でゴシゴシ。。。。ゴシゴシ・・・。
磨けば磨くほど奇麗になるのでやりがい満点!
でも、途中で「やりだしたらキリが無いから、もうその辺でいいよ。」とストップがかかってしまいました。
鞆絵的には、のんびりまったりゴシゴシチマチマいくらでも磨きたかってんけどなぁ~。

家中のフローリング全般をするのは、ワックスがけとかもカナリ大変なので、尭志と業者さんにやってもらうか検討中。もちろんお金はコチラが払うつもり。
だって、やろうと思えば自力で出来るのに、業者に任せるのは癪やけど、それをすることによってママンが気を使ったら意味ないので。

キッチンも奇麗にしたかったし、窓ガラスも拭きたかったし、庭の掃除もしたかったけど、
一気にやるのはやっぱ疲れるので、実家にお邪魔するたびに一箇所ずつやろうと思う。

・・・・・庭の手入れ、実際問題、苦手な虫(しかもデカイ!)がいっぱい居てるから、こればっかりは・・・・尭志任せかも。

次はまた、明日にお邪魔します~。

おばあちゃんとおはぎ作りさ~。
よっぽどの大雨じゃない限りは行くよ。

その時に、また前のハンバーグのように何か冷凍で後は焼くだけとかの何かを作って持って行ってあげたいんやけど・・・・・

一品は、その日に食べれるカボチャとツナのマヨネーズサラダ。

副作用を我慢しながらのメシ作りはホンマに大変やと思うから、何か手伝い出来ることがあればなぁ~・・・。


そうそう、ママンに投入されている薬の種類や担当医を聞けたから、今度は病院に行って、担当医から話が聞けたらいいなぁ~って思う。そういうのって出来るのかなぁ・・・??


昨日は帰って来てからソッコーメシ作って疲れの余り、そのままスグ寝ちゃった・・。

あ、今日のウチの晩飯何にしよう。
何でもいっかぁ~。
無事洗濯も出来たし。雨降らんように願う。

もし、本当にママンの力になれたのなら、充実した誕生日を過ごせたと思う。
昨日は産まれて25年目。

24年目の一年間は、どうだったやろう?
実家に引き篭もって、親とも接触せず、本当に誰とも接触せずに、たまの飲み会に参加したり・・。
ネット上ではトラブルが起こったり、病院でも一悶着あったりと、辛かった事は多かった。

だけど憧れのcoccoに最も会えた一年だったなぁ~。

イベントにライブ。

東京にも夜行バスで行ったし、長野県には二日かけてツーリングに行った。
初の蛍を見れた。

今の家に引越しをしてから2ヶ月。
環境にはだいぶ慣れてきた。
でも、たまに旅行に来ている気分になったりするw

実家から出てからは、伸び伸びと生活出来ている気がする。
炊事・洗濯・掃除は大変だけど、好きなときに尭志とおでかけできたり、好きなときに友達呼べたりするのが嬉しい。

ベランダガーデニングもして、トマトも収穫の時期が迫ってきている。

あの最悪の時期よりもだいぶ落ち着いて、マシになってきていると思う。
死にたいって思うときはたまにあるけど、頻度は物凄く減った。

生きようと思う。
尭志と共に。
ニャンズと共に。

まだまだ不安定さは残っているけど、
まだまだ、人と上手く付き合えないけど、
そんなのスグにどーこーなるもんじゃないって思ってる

価値観広げて、もっと器のデカイ人間になりたいかな。

昨日、尭志が実家に行ってくれた。

一昨日、鞆絵がご飯を作ったもののダウンしてしまって、そのまま寝てる間に、ママンの病気の事を調べたらしい。

理解して、決意してくれた。
鞆絵はそう判断してるよ。

ネットで飛び交う情報なんて、どれが本当か分からない。
ましてや癌なんて病気に対しては、まだまだ研究中で、大丈夫と言われている食べ物でも、研究結果では実は発癌性があったりとか、そういうまだまだ曖昧な、現代医学。

少し調べた程度で全てが分かるわけではない。
でも、向き合う事を決めた尭志は、本当に偉いと想う。


そして、鞆絵は、尭志が実家に行く前日の夜中、尭志が寝てから、野菜たっぷりミニハンバーグを作った。
家にあるミンチを全て使って、野菜を細かくみじん切りにして、小さくて食べやすくて、焼いたときにひっくり返すのが楽なように、小さいのを沢山作って冷凍した。

それを、氷の入った袋に入れて持って行ってもらった。
(ウチ、保冷剤がないんですorz)

助かると、喜んでくれたみたいでよかった。

鞆絵は、もちろんママンの事が心配で、もし副作用がきつくても家族のためにご飯を作らないといけないという辛さがあるなら、一品でも何か作ってあげたかった。
だって、世界中どこの主婦でも、毎日の献立を考えて作るのって、想像以上に大変やからさ。

で、尭志が帰って来て報告してくれたのは、
ママンはやっぱり副作用が出て、食欲不振で軽いもの(主にパン)しか食べれないとか、舌先、手足先の痺れとかあるみたいで。。。。

歩くのも辛そうだったみたい。

他には、掃除も辛いみたいで、床が汚れていたり、トイレが汚かったり・・・。

同居されているおばあちゃんも、いい歳だから掃除なんて体力のいる仕事させるわけにはいかない。

経済的には、癌だと分かった4月から今までで、100万近く飛んでいったって。
保険に入ってたからよかったそうだけど・・・・。

家族は、予想通り家事手伝いはしてくれないみたいで、パパンが少ししてるとかしてないとか・・・。
長男さんは、、、、、そんな状況の親に、とある事から数十万の借金をしてしまって、家のことはしてないみたいで・・・。

免疫力も落ちているみたいで、医者からは衛生管理が大事だと言われているみたいだけど、
掃除も辛くて出来ないんじゃ、もし今何かに感染なんてしたら・・とかますます不安になる。


鞆絵自身、心の病にかかって、周りのサポートがどれだけ有難いかよく知ってる。
癌だって、きっとネガティブになればなるほど、治療に影響する。
嘘か本当かは知らないけど、末期患者が毎日とにかく笑って過ごしたら、がん細胞が死滅したっていうし。

「副作用死」
鞆絵はこの事実があることが、とてもショックだった。
治すための治療で、副作用が辛くて死んでしまった、若しくは、死に至ってしまったという事例も出てる。
減ってきてはいるみたいだけど。

でも、そうやんね。
治す為だからと言って、こんなに辛い想いをするのなら、いっそ死んでしまった方が、精神的にも経済的にも楽だと考えるのは、もしかしたら自然かもしれない。だって、再発の可能性もあるし、がん細胞を根絶できる保障もない。ただ、進行を抑制してるだけ。
そう考えてしまうのは仕方がないかもしれない。
鞆絵やと、そう考えるから。

でも、そこでとても大切な役割をするのが、サポーター。
家族であったり、友達であったり、パートナーであったり。

老衰まで生きようと想う気持ち。
諦めない気持ち。
治そうと想う気持ち。

それは、患者自身が内から自然に思える事だといいけど、
多くは、外側から励まされたり、助けられたりして、芽生える気持ちだと想う。

ママンは、一時的に鬱状態になっていた時期があったみたい。
だから鞆絵の事をかわいがってくれる。分かってくれる。

尭志が向き合った。
そして、これからの事を鞆絵と二人で話し合った。

24日、また、抗がん剤を打ちに病院に行くらしい。これで4回目。それが終ればあと2回。

鞆絵達は、出来ることをしようと決めた。
26日に、おばあちゃんと前からの約束だったおはぎを作りにお邪魔する。
その時に、また何か作って持って行ってあげたい。

免疫力の付くものだったり、
抗がん性の食べ物だったり。
ママンが食べれなくても、晩御飯作りが楽になるような何かだったり。

それを、続けようって。

そして、お掃除もしに行こうって決めた。
24日、ママンが病院に行ってる間に、ピカピカにしたい。
でも、抗がん剤を打った日っていうのは身体の調子がどうなのか分からないから、変に家の中でドタドタしてるのも悪いかも・・・って想う。
その辺りは、また、尭志が今日帰って来てから話し合おう。

尭志は、「元気な母」の記憶と違う「病気の母」を見るのは辛いと想う。
だけど、尭志が励ます事によって、ママンが少しでも前向きになれればいいなと想う。

その尭志を、鞆絵は支える。
ママンには、料理を届ける。ネットを駆使して情報を得て、料理してママンに体力付けてもらいたいし、栄養面ではサプリメントとか出てるかもしれないけど、やっぱ、食べる事は、食べれる事は幸せだと想うから・・・・・。
鞆絵にはそんなことしか出来ない。

一方鞆絵は・・・・
正直、倒れたって構わないと想ってる。
2~3日寝込んだところで、死ぬわけじゃない。
人間の子供が居るわけじゃない。
一番辛いのは、ママンだから。鞆絵に出来ることがあるならしたい。

長期戦になることくらい分かってる。
弱音を吐くかもしれない。
だけどせめて、ママンの化学療法が終わって、次どうなるか分からんけど、
それまでは走ってもいいんちゃう?
疲れたら、睡眠薬飲んで寝たら、体力くらいは回復するやろうし。
まだ、若いんやからww

手紙を出した。
鞆絵の想いを、本気の本音を綴った手紙。

人と向き合う事はとてもエネルギーがいる。

自分が傷付いた、悲しい想いをした、辛い想いをした。
だからその人を遠ざけるのは簡単だった。

ぶっちゃけ鞆絵には必要の無い人だった。
その人が居なくても、生きていける。
数ヶ月も前に、鞆絵の前から消えて、そして最近になって接触してきた。
その心理は分からない。
ただ、本気で死のうと準備していて、最後に何かを伝えたかったのかもしれない。
それとも、なんとなく以前仲がよかったから、連絡をしたのかもしれない。

鞆絵は、その人の状況を知り、最初に想ったのは、
「まだ、生きていてよかった」と想った。
何故そんなことを想ったのかも分からない。
鞆絵の方が、その人に対して何かを伝えたかったのかもしれない。
・・・多分、そう。

シコリになってた傷を癒すのは時間ではなく自分。
色々乗り越えて来たと、言う人も、どこまで自分の力で解決できたか分からない。
時間に任せて想いを風化させただけで、向き合うこともせずに「いい経験になった」と想う人が多いような気がする。

感情を閉鎖していたのは、自己防衛だったのかもしれない。

それが表面に出てきたのは、それと向き合えるだけのエネルギーが出来たからなんだと想う。

だから向き合った。


とてもエネルギーがいる。


人と向き合う事は、自分と向き合う事でもあると想った。

鏡面
投影

鞆絵はその人に確認した。
今、そういった刺激をしても大丈夫かどうかって。
大丈夫、気を使いすぎだと返ってきた(苦笑)


一体世の中、友達に矛盾してる考えや想いに、「矛盾してるよ」ってちゃんと言える人はどれくらいいてるだろう?
葛藤とはつまり、矛盾。
でも、その葛藤すらしてなくて、気付かない矛盾を考えている人もいてる
人は、気付かないところで、人を傷つけている。
人は、気付かないところで、人を幸せにしている。

それに気付いて、教えてあげられる人は、どれくらいいるだろうか。

少なくとも、鞆絵は自分が矛盾していると気付いてなかったら、教えて欲しいと想う。
どんな些細な事でも。

周りは皆、鞆絵がしっかりしてると言う。
きっと、本人も分かってるだろうから言わないでおこう、と想ってるかもしれない
そうじゃないんだよ。
鞆絵は未熟で甘くて未だに自立できてない、愚か者。
自分の考えすら自信が持てないのは、それを否定して再構築させてもらえるきっかけが余りにも少なかったからかもしれない。
けど、そうやって他人に責任転嫁しても意味がない。

ディスカッションする事の大切さ。

大切な人であればあるほど、とことん逃げずに話し合う事。

自分の感じてること、想っている事を、納得しなくてもいいから知ってもらうこと。分かってもらう事。
同時に、
相手の感じてること、思っている事を、想像じゃなくて確認する大切さ。
コミュニケーションの大切さ。

そういうのって、今からでも遅くないと想う。

時には、、、、ってか、多くは時間が必要だと思う。
時間が自分を冷静にさせてくれる場合もよくある。
でも、それは最終的な解決法ではないと想う。
自然や時間に身を任せずに、自分と、他人と向き合える人間になりたい・・・。
手遅れになる前に・・・。

きっと、鞆絵は尭志を悩ませてしまったと想う。

数日前、鞆絵はグダグダやった。

鮭したり、解離したみたいで心配かけっぱなしの自分が情けない。



尭志の曖昧な考えに、付いていけなかった。

尭志ママンの事。
以前記事にもUPしたと想うけど、尭志ママンは大腸ガンで、手術したものの、リンパ節にまで転移してるのがわかり、化学治療している。

毎月、1回か2回は実家へ顔を出して欲しかった。
尭志は、ママンに対して感謝しているって言ってるから。

だけど、休みの日でも、事ある毎に理由をつけて実家には行かなかった。

そのもどかしさが、爆発してしまった。

自分の母親が、ガンになったらどんな気持ちになるだろう。
やっぱり怖くて不安で、考えたくない気持ちが前面に出て、
きっと大丈夫だろうという楽観的な感情を持つかもしれない

尭志がそうだ。
それは、尭志の自己防衛の一つの手段なのかもしれない。
知ってしまったら、もしも状態が悪かったら、尭志自身が壊れてしまうかもしれない。
だから、向き合っていなかったのかもしれない。

だけど、もしも本当に最悪の状態になったとき、尭志は自分を責めるのは目に見えてる。
後悔が募って、
それこそ心の病になるかもしれない。
今の、何もしていない尭志のままなら。

だから、鞆絵は自分を止められなくて言ってしまった。

ママンがどういう状態にあるのかも知ろうとせず、
同居している家族がどのくらい、家事を手伝っているのかも分からず、
抗がん剤の副作用がどんなものかも調べずもせず、
実際どんな手術が行われて、ステージはどれくらいなのかも知らず、
抗がん剤の種類も知らず、


何も知らず、分からず・・・・。


親に感謝しているなら、ちゃんと把握しろよ!
怖い気持ちがあるのは分かるけど、逃げずに向き合えよ!
もし副作用で食欲不振や吐き気があるにもかかわらず、家族のご飯を作るのがどれだけ大変か、少し考えたらわかるだろう!
今自分に出来ることを、頼むからしてくれ。

鞆絵は大丈夫だから。

身体の病気は目に見えるんだから。
心の病気と違って、目で確認できて、薬の効果だって数字としてでも、レントゲンでも、見れるんだから。

見れるなら、ちゃんと見てよ・・・。
行動を伴ってよ・・・。



そういう風な事を言ってしまった。

鞆絵という荷物も抱えながら、イヤでも仕事に行ってくれてる尭志に、鞆絵は・・・・・酷いことを言ったと想う。
だけど、もし何かがあっても、後悔しないだけの何かをして欲しいと想ってる。
本当に辛いのは、ママンなんだ。
それを受け止めて支えてあげるだけの息子で居てください。
そして鞆絵は、尭志を、支えるから。

だから、今日も頑張ってご飯作って待ってるからね。
昨日ダウンしてしまって、今日は作れないかもって想ってたけど、作ったよ。

鞆絵に出来ることは、尭志の癒しの場所を作って待ってることしか出来ない。
経済的にはいつも支えてもらってて、
精神的にもとても支えてもらってる。

友達も出来たんだよ。
心許せる友達。
こうやって、吐き出せる場所も作ってる。
だから大丈夫。

尭志には、尭志にしか出来ない、尭志だから出来ることをしてほしい。


そんでね、
少しは鞆絵を頼って欲しい。

自分が卑屈になってゆく。

こんな自分、

ミジメで醜くて、情けなくて・・・・


それでものうのうと生きている。

おなかが減ったら、ゴハンがある。

かわいいニャンズがいつも居てくれる。

家の中で独り。

独りだけど、生きている。



心がどんどん、腐っていく。



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プロフィール
HN:
鞆絵
性別:
女性
自己紹介:
自分がBPDだと医師からの診断があったのが、2004年。
二次的障害の鬱病の診断はその一年前。

そんな鞆絵(トモエ)と、愛する旦那の尭志(タカシ)、にゃんこ二人の生活。

主に愚痴。
病についても語ったり、日常の様々な事に対しての想い。

時間単位で変わる自分の気持ちをコントロールして、ボーダーである自分と上手く付き合っていくために、現在闘病中。

関西圏に住んでいるので関西弁。

※ブログタイトルは、「そうかいのいちぞく」と読んで、意味は「大海原に浮かぶ一粒の粟(あわ)。人間の存在は、広大な宇宙からみれば非常に小さいものであるというたとえ。または、宇宙の中における人間の存在。その儚さの喩え。」

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